複刻 江戸切絵図 全32図 参考資料
尾張屋 江戸切絵図の形とサイズ
江戸切絵図の 
尾張屋板・江戸切絵図の形とサイズ
尾張屋板・江戸切絵図・全32図の江戸時代の表装は、タテ167×ヨコ95mmに折りたみ、表紙は
当時流行っていた深川鼠色(薄青い鼠色)をベタ刷りした厚紙に題箋貼りでした。

子持ち罫の枠内に絵図名を墨刷りした題箋は、文字の多少にかかわらずタテ113×ヨコ27mm。
 
この切絵図を「錦絵双紙店 御江戸切絵図之内 [絵図名 東都麹町 金鱗堂梓」などを刷り込んだ和紙でハチマキ包装して販売されていたようです。

各原図を広げた時の台紙のは5種類あり、サイズはおおよそ下表のようでした。サイズは絵図によって細かなバラツキがあります。
     
 1  正方形に近い形  約タテ489×ヨコ540mm 25図   御江戸大名小路絵図 芝愛宕下絵図 ほか
 2  長方形A  約タテ368×ヨコ730mm 3図   芝高輪辺絵図 駿河台小川町絵図 小日向絵図
 3  長方形B  約タテ740×ヨコ540mm 2図   深川絵図 本所絵図
 4  長方形C  約タテ489×ヨコ900mm 1図   下谷絵図 (32図の中で最大)
 5  長方形D  約タテ360×ヨコ658mm 1図   八町堀細見絵図
         

1 正方形
大名小路絵図

2 長方形A
芝高輪辺絵図

 3 長方形B
深川絵図

4 長方形C
下谷絵図

 5 長方形D
八町堀細見絵図

長方形の切絵図にはタテ・ヨコの比が約1対2に近いのがあります。それは、近江屋板の正方形2図分の地域を長方形1枚で見られるようにした尾張屋の工夫です。

例えば本所・深川地域を、近江屋板は「本所猿江
亀戸辺図」「北本所中ノ郷石原辺図」「南本所竪川辺図」「深川之内小名木川ヨリ南之方一円」の正方形4図にしていますが、尾張屋は740×540mmの大判タテ長方形で「本所絵図」「深川絵図」の2図に収めています。

また、尾張屋板で最も大判の「下谷絵図」では、近江屋板の「外神田下谷辺絵図」「上野下谷辺絵図」を1枚に収め、神田川沿いの町屋地区から上野の寺院群までが一目で俯瞰出来るように工夫されています。

  各切絵図は2枚~4枚の和紙を貼り合わせて台紙としていました。正方形型は2枚、長方形型は2~4枚で、1枚ものはありませんでした。

サイズの違う5種類の絵図をすべてタテ167×ヨコ95mmに折たたみ、同じサイズの厚紙を表・裏に付けて仕上げるには、絵図の折り方と表・裏表紙の貼り位置がそれぞれ5通りあることになります。

弊社の復刻版では、絵図はすべて原図と同じサイズで印刷し、折り方、表紙の貼り位も原図どおりに仕上げてあります。
5種類の折り方と表紙の貼り位置については、上記表中の各絵図をクリックして、裏面(索引面)をご覧ください。


文責・岩橋美術 岩橋文武 2014ⓒ
 

 江戸切絵図は99%漢字表記、武士100%、庶民男子50%と言われる幕末日本人の識字率 


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